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式根島へ釣りに行って分かった!伊豆諸島釣行での必需品と”不要な”物

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伊豆諸島・式根島への釣りで僕が学んだこと

2019年9月21日〜9月24日の4日間、伊豆大島と式根島で釣り合宿をしてきました。他には何も目的を持たず、ただただ釣りしかしない連休。合宿って響きがすごい好きで、たった2人で行ったのに「合宿」と言うことで自分たちのテンションがさらに上がっていた気がします。笑

4日間、朝と晩の両方釣りすれば単純計算8回も釣りに出かけられるわけですが、疲労と寝不足でそうともいかず、結果的に釣行は6回でした。伊豆諸島へ釣りに行くことが慣れている人ならおそらくここに問題はないですが、初めて行く場合につい「なんでもかんでも持って行っていきたくなる」欲求が働きます。僕も今回が初めての伊豆諸島で釣りに行ったのですが、あまりに楽しみにしすぎてしまった結果、たくさん持っていきすぎて移動するたびに重たい荷物を背負い、合宿途中でかなりの疲労感にやられてしまいました。合宿中盤の夕マズメに釣りに行けなかったことがあったのですが、そんなもったいないことがなきよう、当記事では伊豆諸島(伊豆七島すべてに共通した内容)へ釣りに行くことに特化し、僕が初めての伊豆諸島へ4日間合宿に行った際に持って行って大正解だった持ち物と、持って行くべきではなかったと後悔した持ち物をご紹介いたします。

なお、式根島と伊豆大島での実際の釣りの様子や情報についてはこちらの記事もご参照ください。

伊豆諸島への釣りにおいて、荷物が多い&重いは致命的

伊豆諸島へ合宿行く前は、完全に浮足立ってました。「青物が釣れる」とか「最高の海流が漂う最高の釣り場」とか、とにかく目に入る字、耳に入る言葉すべてがワクワクさせるものばかりでした。それに伴い、amazonや楽天市場で買いまくり、意気揚々とバッグへ入れたのはいいものの、結果的に一切使わずバッグの中に入っていただけ(つまり無駄に運び、無駄にトレーニングしただけ)だった物がたくさんありました。

▼伊豆諸島 釣り合宿にワクワクしすぎて買いすぎた釣り具たち

伊豆諸島 釣り合宿にワクワクしすぎて買いすぎた釣り具たち

式根島では車移動だし、そんなに荷物を制限する必要ある?

そもそも、移動は車なのでは?現地でレンタカーできるでしょ?とお思いの方。Noです!フェリー乗り場まで行くのに電車を乗り継ぎ、フェリー乗り場まで歩き、フェリー乗り場で足場が揺れるフェリーに乗る。伊豆諸島に着いたら着いたで、磯へは車では行けないので自分で運ぶしかないです。

熱海港から出船をするフェリー。緑と赤の奇抜なデザイン。

式根島の民宿は相部屋になりがちなことも考えておこう

また、民宿に着いたらだいたい自分たちの部屋は2階、3階。階段で上がり下りします。また、基本的に泊まる民宿は相部屋なので、洗濯物など散らかる中で同行者に気を使いながら、そんなに大きく荷物は広げられません。

式根島の泊まった民宿で一時的に濡れた荷物を広げて乾かす

上の写真は、雨に降られたので一時的に荷物を部屋に広げて乾かした時です。この時は乾かす目的だったので広げましたが、この狭い環境下で釣行ごとに釣り場へ持って行く荷物を限定するのも難しく、やはり一人で行動するわけではないので、普段は荷物の整理をするスペースも時間も余裕はどこにもなかったです。そもそも僕はその日の様子に合わせて狙いを変えたい派なので、釣り場で釣る対象や狙いを考えてます。限定すべきなのは釣法ではなく、他にあります

伊豆諸島・式根島での釣りにいらないものと代替アイテム:釣り具・仕掛け編

前提として僕はジグが主たる釣法なので、あまり餌釣り(ウキフカセ釣り)は考慮に入れていません。ただ、ウキフカセ釣りだったとしてもある程度参考にしていただけるのではないかと思います。まずは「いらないもの」をリストします。

  • クーラーボックス
  • メタルジグ
  • オモリ
  • カゴ
  • 包丁&まな板
  • たくさんの着替え
  • 靴、靴下
  • お財布

ただし伊豆諸島全般で言えば、利島と御蔵島には釣具屋がありませんので話は大きく違ってきます。利島や御蔵島での釣りの場合は、「どこへ行こうともいらない」アイテムと「現地調達できるならいらない」アイテムのどちらなのかを考えて持って行くものを考えましょう。

クーラーボックスの代わりは「ストリンガー」

一番最初に登場させたのには理由があります。これ、一番いらないです。荷物として嵩張る上、重く、そして活躍するフィールドがありません。「え、釣れたらどうするのさ!」って思うかもしれませんが、そこで登場するのがストリンガー。もうこれ1つでOKです。ストリンガーとは、魚を紐(ストリング)で繋ぎ、海に入れることで生きたまま保存することができる道具です。

ストリンガーに繋いだアカハタ2匹。式根島で釣り上げた

このように口から針金を通し、エラに通して繋ぎます。あとは海へ戻し、紐を堤防や磯に括りつけるだけです。釣りが終わって帰るときに魚を締め、民宿まではほんの10分程度の距離で戻れると思うので、あとは一旦冷凍庫に入れるなり即調理するなりしてもらえればOKです。クーラーボックスに入れるべき理由は一つもないですし、磯のような釣り場まで持って行くにはかなりの荷物になります。ストリンガーなら、紐とちょっとした金具が少し付いているだけなので、コンパクトかつ軽量な道具です。

メタルジグ

お気に入りのジグやどうしても使いたいジグがある場合は必ず本土から持って行かないと現地では手に入らないですが、オーソドックスなメタルジグは現地の釣具屋で手に入ります。例えば式根島のみやふさ釣具店さんですと、28g以上のメタルジグは売っていました。事前に何グラムのメタルジグが置いてあるのかは念のためそのときそのタイミングで確かめたほうがいいかもしれないですが、どうしても重くなるメタルジグもある程度制限してもいいかもしれないです。

▼合宿出発前に買いすぎたダイソーの100円メタルジグ約50個

机の上に並べられている大量のダイソーメタルジグ

オキアミやコマセのような冷凍系の餌は手に入ります。コマセは電話して解凍予約することもできる釣具店があるので、買おうと思っている釣具店さんに電話して聞いてみるといいでしょう。

オモリ、カゴ

通常の釣具店なら売っているようなこれらオモリやカゴは、必ず伊豆七島のどの釣具店でも扱われているでしょう。オモリの重量や大きさも、よほどこだわったオモリでなければ置いているでしょう。そもそも、その島に合う釣法のオモリなら置いているはずです。

伊豆諸島・式根島での釣りにいらないものと代替アイテム:その他の携行品

包丁&まな板の代わりは「キッチン用はさみ」

宿泊先にキッチンがない、もしくは使わせてくれない場合、なんともいたたまれない気持ちになりますよね。自分で釣った魚を自分で捌いて食べることこそ海釣りの醍醐味なのに、捌くスペースがないからリリースなんて…もったいない!かといって包丁とまな板、特にまな板なんて嵩張る上に重いです。青物なんて大きければ100cm前後になるのに、プラスチックの軽いまな板なんて、あってもなくても変わらないレベルです。

こんな時に活躍するのがキッチン用はさみです。これはキッチンで魚を捌く際にも活躍しますが、磯や堤防で釣ったらすぐ捌いて刺身にして食べちゃう時にも活躍します。普通のはさみよりやや大きいくらいなので、軽いし嵩張らないし、包丁より切りやすい。魚の皮が硬い場合や骨を切りたい場合だと通常のキッチン用はさみでは厳しいので、セパレートタイプのキッチンばさみであれば肉でも魚でも骨でもバサバサ切れます。さらに、洗うために二股に分かれたハサミを取り外して洗える上、取り外した片方を魚を切るときに包丁のように使うこともできるという、釣り向けですか?って思うくらい便利です。

たくさんの着替え

宿泊数が多くなると着替えも多くなりますが、泊まるところに洗濯機がある民宿なら2日分で十分。1日終わって帰って来て部屋着に着替えたらすぐ洗って干す。翌日はもう一着を着て、翌々日に干した服を着る。ローテーションさせれば着る服は減らせます。着替えだけでも割とバッグが嵩張るので、大事な知恵です。

靴、靴下の代わりは「スポーツサンダル」(冬は除く)

スポーツサンダルを履いている様子

冬釣りの場合を除き、靴も靴下も持っていかなくてOKです。代わりにサンダル、特にスポーツサンダルは万能です。これなら足が濡れてもOKですし、伊豆諸島へ渡る前の移動の電車や船でも外見的に恥ずかしくないです。さらに、滑り止めの効いているスポーツサンダルなら、なお安心ですね。

磯に入る場合はこのサンダルでは事足りないので別途磯靴をご用意ください。

お財布

長財布などをお持ちの方は、小さな簡易財布に代えましょう。100円ショップの折りたたみ財布で十分です。普段持ち歩いているカードでも、伊豆諸島への釣りには使わないポイントカードなどはすべて置いていきましょう。

式根島の釣具屋事情

「みやふさ釣具店」で必要なものはほぼ購入・レンタル可能

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