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バスXの徹底インプレ!バスXは性能よし!値段よし!の初心者でも使いやすい超優秀ベイトリール

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ダイワからリリースされたエントリークラスのベイトリール「バスX」が優秀だと話題になっていますよね。6,000円前後という手を出しやすい価格設定なので、これからベイトリールにチャレンジしたいという方も注目しているのではないでしょうか?バスXはそんな皆さんの期待を遥かに上回る程に優れたベイトリールに仕上がっています!

今回はそんなバスXについて注目ポイントや項目ごとのインプレ、最適な使用範囲、ライバル機種との比較など徹底的にインプレしていきます。バスXの購入を検討している方は今回のインプレを基に最終決定をしてみてください。

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目次

バスXのスペック表

品名 ギア比 自重 糸巻量(ナイロン) ハンドル長さ 最大ドラグ力 メーカー価格
80SH 7.5 195g 12-100m,14-90m 90mm 5kg 9,500円
80SHL 7.5 195g 12-100m,14-90m 90mm 5kg 9,500円

バスXの注目ポイント!

ベイトを後ろから撮った写真

バスXの注目ポイントは32mmであることです。何でも投げられるバーサタイルリールは一般的に34mmスプールを採用することが多いのですが、32mmにすることによってより軽量ルアーへの対応力もかなり底上げされています。

また、巻き・撃ちの両方をまんべんなくこなすための「ハイギア×ロングハンドル」の組み合わせもバスXの魅力だと言えるでしょう。撃ちの釣りに最適なハイギアですが、巻き物では巻き感が重くなり、やりにくさを感じることが多いです。

しかしロングハンドルを付けることで巻き重りがかなり軽減され、巻きの釣りも最適に行えます。そのため一本で広範囲のルアーを投げなければいけない初心者には非常にありがたいポイントだと言えるでしょう!

バスXのデティールインプレ

バスXのボディ

バスXを斜めから撮った写真

バスXはブラックとシルバーを使った落ち着いたカラーリングが特徴で、EVA・コルクグリップの両方ともに違和感なく合わせることができるデザインが魅力となっています。おすすめはやはり同時期にリリースされたバスXのロッドと組み合わせるのが一番しっくりくるでしょう!

ボディは80番サイズで、かなりコンパクトかつ軽量に仕上げられているため手の小さい方でも疲れにくく、パーミング性能も上位機種と大差なく仕上げられています。

個人的にバスXはシンプルでカッコイイリールデザインだと思いますが、マッド塗装なども特にされていないため安物感を感じてしまう方もいるかもしれません。しかしここは人それぞれの感覚なので、ぜひ写真や店頭でご覧いただくのが良いでしょう!

バスXのブレーキ

バスXのサイドプレートに付いているマグネットブレーキ

ブレーキは20段階搭載されており、捻るだけで簡単に調整することができます。一段一段"カチッ"とクリック音が鳴るためブレーキの調整が分かりやすいことも特徴です。

バスXのブレーキの強弱は巻き心地にも影響するようで、強めれば強めるほど明確に巻き心地は重くなっていきます。ここは少し残念なポイントではありますが、ブレーキの設定が行いやすい点は初心者に強くおすすめできるバスXのポイントだと言えるでしょう!

バスXのハンドル

バスXのハンドルを撮ったもの

90mmというロングハンドルに握り込みやすい大きめのノブが付いています。コンパクトなボディに大きめのハンドルであることから、若干見た目のバランスは悪く感じますが、このノブとハンドルの恩恵でルアーの巻きはかなり楽になると感じました。

バスXを項目ごとにインプレ

バスXを半年間使った私が項目ごとにインプレしていきます。

バスXの飛距離

バスXを横から撮った写真

ベイトリールで良く使われる1/4以上のウエイトであれば抜群の飛距離をたたき出してくれます。正直に言って上位機種とさほど変わらない飛距離が出せると言っても良いでしょう。

また32mmスプールの恩恵もあって1/4oz前後のルアーも同価格のベイトリールに比べて飛距離が出しやすくなっていると感じましたね。バスXは1台でかなり広い範囲をカバーしてくれるバーサタイルなリールに仕上がっています。

バスXのキャストフィーリング

キャスト中のロッドが曲がった写真

適正ルアーウエイトの範囲であればかなり気持ち良くキャスティングできますが、ウエイトが重くなるにつれて、キャストした時のノイズも相対的に大きくなっていきます。自分はそこまで気になりませんが、キャスト時のノイズを気にされる方は注意が必要ですね。

バスXのトラブルレス性

バックラッシュはベイトリールを使うには避けて通れない道。ひたすら練習あるのみ!

バスXのブレーキはかなりマイルドで強弱がの範囲がかなり広いことが特徴です。ブレーキを上限まで掛ければバックラッシュはほとんどなくなるほどに強いブレーキを掛けられます。そのためベイトリールを使い慣れていない初心者の方でも扱いやすいトラブルレスなブレーキになっていると言えるでしょう。

バスXの巻き心地

ウェーダーでバス釣りをする姿を横から撮ったもの

バスXの巻き心地は6,000円クラスのエントリーモデルとは思えないほどに良い巻き心地をしていると感じました。剛性感が高いリールのシルキーな巻き心地とは異なりますが、クランクベイトやスピナーベイトのような抵抗の強いルアーでも楽に巻くことができるでしょう!

自分自身、バスXを使う前の不安としてハイギアからくる巻きの重さを心配していましたが、ロングハンドルが搭載されていることもあって、巻いていて疲れるということはあまりない印象です。

バスXの操作性

ベイトリールとラバージグの写真

バスXのボディのサイズはかなりコンパクトで、自重自体もかなり軽量化されています。そのためパーミング性能も非常に良く、ワーミングやロッドアクションにはかなり優れていると感じました。手のひら全体で握り込みやすく、学生や女性などの手が小さい方でも比較的楽に扱うことができるでしょう。

バスXに最適な使用範囲

ルアーウエイト

玉川さんのおすすめルアー

バスXでは7~20g辺りが最も快適に投げられるウエイトの範囲だと言えるでしょう。5~6g程のルアーも投げようと思えば投げられると思いますが、ピッチングではラインが浮いてしまうことも多く、お世辞にも快適に投げられるとは言えませんでした。バスXでライトなルアーを使いやすくしたいという方は糸巻き量を7~8割程で抑えるようにしましょう。私自身も広範囲のルアーをストレスなく投げるため常に糸巻き量を減らして使っています。

ロッドパワー

ダイワロッドのロゴとベリーを写した写真

バスXにおすすめのロッドパワーですが、12lb前後のラインで巻き物やライトなカバー撃ちをメインにするのであればMパワーがおすすめです。また、14lb前後で濃いカバーを相手にする方や重めのルアーを扱う頻度が多い方はMHパワーを選んでいただくのが良いでしょう!

上記のように明確な理由がないベイトリール初心者の方は短めMパワーを選ぶと快適に多様なルアーが扱えます。おすすめのロッドはバスX632MBです!


 

ライン

フロロカーボンライン シーガー フロロマイスター 12lb

12~14lbがバスXに最適なラインの太さです。上記のようにルアーウエイトやフィールドのカバーの濃さに合わせて選んでみてください。

バスXは32mmスプールが搭載されているため16lb以上になるとラインの目減りが顕著に現れてしまいます。太いラインを巻いて遠投を考えている方は注意が必要です。


 

【比較インプレ】バスX vs バスワンXT

エントリーモデルとしてバスXのほかにもう一つ挙げられるリールと言えばバスワンですよね。値段設定もほぼ同じで迷われている方も多いでしょう。この2機種の大きな違いは「ブレーキ」と「糸巻き量」にあります。まずブレーキですが、バスXはバスワンに比べてブレーキがマイルドでブレーキの強弱の幅が広いことが特徴になってきます。バスワンのブレーキが特別ピーキーというわけではありませんが、バスXの方がバックラッシュの頻度は少なくなると感じましたね!

逆にバスワンXTは遠心ブレーキ特有の伸びがあるフィーリングを出せるため、ブレーキをきっちり合わせて飛距離やキャストフィーリングを最大化したいという方はバスワンがおすすめです。

次に糸巻き量ですが、バスXが14lb-90mに対してバスワンXTは14lb-110mとなっています。また、リールの重量はバスXが195gに対してバスワンXTが210gと重めに設定されているため、太糸を巻いて重いルアーや濃いカバーを攻めたい時にはバスワンXTに軍配が上がります。一方で12~14lbを巻いて中量級のルアーを使いたいのであればバスXを選ぶのが良いでしょう!

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バスXのインプレまとめ

ベイトを後ろから撮った写真

今回はダイワのエントリーモデルである「バスX」について徹底的にインプレしていきました。6,000円という価格設定でいながら、かなり性能は高いためベイトリール初心者の方でも扱いやすいモデルとなっています。ぜひこれからベイトリールを始めたいという方はバスXから始めてみてはいかがでしょうか?

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