フロッグは、その名の通りフィールドに潜む「カエル」をモチーフに作られたトップウォーターの一種です。フックがボディに隠れており、根掛かりの心配がないためカバーやストラクチャーをタイトに攻められるのが1つのポイントと言えるでしょう。
今回はそんなフロッグについて、選び方やおすすめ製品、タックルセッティングまで詳しく解説していきます。「フロッグのトップウォーターゲームに挑戦してみたい!」「どのフロッグを選べば良いかわからない!」という方はぜひ今回の記事をチェックしてみてください。
フロッグとは?

フロッグは、バス釣りで使われるトップウォーターの一種で、カエルをイミテートして作られています。
中空ボディで浮力が高く、ナチュラルな着水音とアクションが特徴です。また、フックがボディに隠れているため、カバーやストラクチャーをタイトに攻められます。
そのため、障害物周りで落ちてくる虫を待っているバスに対して高い効果を発揮します。
フロッグの正しい選び方
フロッグはメーカーごとにさまざまな特徴を持ったモデルが登場しています。形状やギミックもモデルによって大きく異なるため、フロッグの選び方についても確認しておきましょう。
フロッグを選ぶ際は以下の4点をもとに最適なモデルを選んでみてください。
- フックの本数
- ヘッドのタイプ
- カラーリング
- その他のギミック
それぞれ詳しく見ていきましょう。
選び方①:フックの本数

フロッグは基本的に太軸のフックが1本または2本付いています。シングルフックの場合スナッグレス性が高く、ヘビーカバーの中に入れてもストレスなく攻められることが魅力です。
一方でダブルフックの場合、フッキング性能がシングルフックよりも高く、バスをガッチリとフッキングさせやすいです。どんなフィールドで使うかによってもシングルフックとダブルフックを使い分けましょう!
選び方②:ヘッドのタイプ

フロッグには、ノーマルタイプとポッパータイプの2つのヘッド形状に分かれています。ノーマルタイプは、円錐形のボディになるためカバーやストラクチャーをすり抜けやすく、カバーやストラクチャーをタイトに攻めたい時に効果的です。
一方でポッパータイプは、大きなカップによってスプラッシュ音やポップ音を発生できるため、濁りや風の強いフィールドに有効となります。
選び方③:カラーリング

フロッグのカラーリングは基本的に腹側が黒か白のものを選ぶとブラックバスからの視認性がアップします。
ただし、濁りの強いフィールドでは、より目立つピンクやライム系を選ぶのもおすすめです!
選び方④:その他のギミック

フロッグの中には、ボディにプロペラやブレード、テールなどのギミックが付いたモデルが存在します。ギミックの有無によってもアピール力や食わせ能力が変わってくるため、それぞれのギミックについても確認しておきましょう。
バス釣りにおすすめのフロッグ10選!
バス釣りにおすすめのフロッグを厳選してご紹介します。具体的に実績が高いフロッグを知りたい方はぜひ以下の中から選んでみましょう!
【デプス】バスターク
バスタークはポップ音やラトル、フェザーなどさまざまなギミックでバスを仕留めるポッパータイプのフロッグです。コンパクトでスキニーなボディではあるものの、力強いサウンドとスプラッシュでバスの威嚇バイトを誘います。
また、リアには長めのフェザーが2本ついており、このフェザーがステイ中でもゆらゆらと動きバスを誘ってくれることが特徴です!ドッグウォークからポッピングまでさまざまなアクションを高次元でこなせるバランスタイプのフロッグと言えるでしょう!
【デプス】スリザーク
スリザークはカバーやストラクチャーを臆することなく攻め抜けるノーマルタイプのフロッグです。存在感溢れる引き波とクイックな連続ドッグウォークは、ブラックバスの捕食本能を強く掻き立てます。
特に喰わせの間を与えないノンストップドッグウォークは水面を逃げ惑うベイトを演出し、本気で襲い掛かるバイトを誘発することができるでしょう。カバー・オープンウォーターどちらでも活躍するフロッグです!
【レイドジャパン】スカッターフロッグ
スカッターフロッグは、リアにプロペラが取り付けられた高アピールフロッグです。カバーやストラクチャーの中をタイトに攻められることはもちろん、オープンウォーターでもプロペラによる引き波とバブルでブラックバスを引き寄せます。
小型バズベイトのようなスローなタダ巻きからリアクション狙いの早巻き、スプラッシュを交えながらのテーブルターンなどさまざまな使い方ができるマルチなフロッグです!
【イッセイ】バグフロッグ
バグフロッグは、虫のような見た目をしたノーマルタイプのフロッグです。切れの良いターンやドッグウォークはもちろん、サイドスプラッシュを発生させるボディ形状によって生命感あふれるアクションを生み出せます。
また、バグフロッグは、ボディが非常に柔らかくフッキングしやすいためフロッグのアワセが苦手な方にもおすすめです!
【ジャッカル】ガバチョ
ガバチョフロッグは、数々の名作ルアーを手掛ける秦拓馬プロがプロデュースしたポッパータイプのフロッグです。ポッパーのように一点をネチネチ誘うことも、ドッグウォークでウィードやカバーを効率よく誘うこともできる万能なフロッグです。
また、フックはサイドにしっかり隠れているのでヘビーカバー周りでの使用にもおすすめのフロッグと言えるでしょう!
【ジャッカル】スピンガバチョ
大人気のガバチョフロッグをコンパクト化したフロッグです。小型にする過程でカップ形状やシリコンスカート長さなどの細部までをスピンガヴァチョ専用に設計しています。
スピニングタックルでも扱えるため、ベイトタックルでは攻めにくい小場所でも使いやすいです。食わせ能力が高いフロッグが欲しい方はスピンガバチョを検討してみてください!
【OSP】ダイビングフロッグ
ダイビングフロッグは、ポッピングやダーターアクションなどさまざまな動きを再現できるマルチアクションカップを搭載しています。
ストライクゾーンが短いスポットでは、180度ターンによる移動距離を抑えたポッパーアクションによって一点を集中的に誘うことが可能です。一方で、オープンウォーターでは、クランクアクションでスピーディーにフィールドをサーチできます。
さまざまな使い方ができるマルチなフロッグが欲しい方はぜひダイビングフロッグを選びましょう!
【バークレイ】パワーポップ
パワーポップは、スポンジタイプのポッパーフロッグです。素材が水を吸収することがなく、常に高浮力を維持してくれます。
また、通常のワームのようにオフセットフックでセッティングするため、フックのサビや変形があった場合でもすぐに新しいフックへと交換できることが強みです。
値段も1,000円以下と非常にお手頃になっているため、低価格なフロッグが欲しい方にもおすすめの製品と言えるでしょう!
【ジャッカル】グリンチ
グリンチは、シャッドテール型のフロッグです。従来のフロッグが持つ高いスナッグレス性能はそのままにフロッグボディとシャッドテールワームを融合させ、ベイトフィッシュライクなフォルムに仕上げられています。
カバーやストラクチャー、浮き草の上を巻いて使える唯一無二のフロッグです!
【ダイワ】スティーズポッパーフロッグ
スティーズポッパーフロッグは、細長いポッパーフロッグです。ペンシルベイトのような長方形型になっているためドッグウォークさせやすく、フロッグビギナーの方にもおすすめと言えるでしょう!
価格も1,000円前後とコスパが良いためこれからフロッグを始めたい方にピッタリです!
バスが釣れるフロッグの使い方

フロッグの主な使い方・アクション方法は以下の2つです。
- ドッグウォーク
- ポッピング&ステイ
それぞれ詳しく見ていきましょう!
使い方①:ドッグウォーク
ドッグウォークとは、首を左右に振りながら泳がせるアクション方法です。普通にルアーをトレースするよりも移動距離を抑えてネチネチ誘うことができます。
水中を泳ぐカエルや水中で逃げ回る小魚を演出できるアクションになるので、活性が高い朝夕のまずめ時にも効果的です。一定のテンポでリズムよくロッドを動かし、一回一回しっかりラインをたるませてあげることで綺麗なドッグウォークが演出できます。
使い方②:ポッピング&ステイ
特にポッパータイプのフロッグにおすすめなのがポッピングとステイを織り交ぜながらスローに誘う使い方です。
バスやナマズが溜まっていそうなインレッドやオーバーハング、カバー際をスローに誘いたい時におすすめのアクション方法になります。
フロッグの使いどころ
バス釣りでフロッグが効果的になるスポットは以下の4つです。
- 浮き草、ひしも
- オーバーハング
- 岸沿い
- カバーやストラクチャー
- インレッド
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①:浮き草、ひしも

野池やダムでは夏になると水面に浮き草が生え始めます。この浮き草は、通常のハードプラグでは根掛かりしてしまうためタイトに攻めにくいです。
このようなスポットはフロッグが最大の効果を発揮します。浮き草をすり抜けやすいノーマルタイプのフロッグで攻略してみましょう!
②:オーバーハング

オーバーハングは、落ちてくる虫を狙うバスが待機している可能性が高いです。しかし、垂れ下がる草が邪魔してなかなかルアーを通せないことも少なくないでしょう。
このような場合にはフロッグがおすすめです。ポッピングやシェイクでスローに誘ってみましょう!
③:岸沿い

岸沿いは、ブラックバスがベイトを囲い込みやすく、意識して回遊する個体も少なくありません。特にブラックバスの活性が高まる朝夕のまずめ時にはボイルが発生することもあるため、フロッグのドッグウォークで積極的に狙っていきましょう。
④:カバーやストラクチャー

ウッドカバーやテトラエリア、アシなどの障害物周りをタイトに攻めたい時にもフロッグが有効です。わざと枝に引っ掛けて吊るしで誘ったり、ポッパーフロッグでネチネチ誘ったりとさまざまな角度から攻略してみましょう。
⑤:インレッド

インレッドは、上流の水が流れ込むスポットです。とくに暑いシーズンは快適に過ごせるインレッド付近に集まるブラックバスも多く、魚の影が濃くなります。
そのため、インレッド付近を丁寧に探れるフロッグがおすすめです!
フロッグにおすすめのタックルセッティング

フロッグにおすすめのタックルセッティングについて「ロッド・リール・ライン」の3つに分けて解説していきます。
「フロッグのアクションが苦手!」「フロッグでフッキングが決まらない!」という方はぜひタックルセッティングにこだわってみましょう!
ロッド
フロッグは、フックがボディに隠れているため柔らかいロッドだとフッキングしにくくなります。そのため、最低でもMH(ミディアムヘビー)〜XH(エクストラヘビー)のロッドを選ぶのが良いでしょう。
また、ロッド全体が綺麗に曲がるレギュラーテーパーのロッドを選ぶと回収中にバレにくくなります。
リール
フロッグゲームは、ロッドだけでなくリールにも強い負荷がかかります。そのため、剛性感の高いベイトリールが最適です。また、ギア比は、ハイギアを選択するとカバーやストラクチャーから一気にバスを引き剝がし、バスを浮かせることができます。
ライン
カバーやストラクチャーをタイトに攻めることが多いフロッグゲームでは、ラインの太さも重要です。最低でもフロロ・ナイロンであれば16〜20lbのラインを使いましょう。PEラインであれば3〜5号あたりが最適です!
バス釣りにおすすめのフロッグ|まとめ

今回は、バス釣りのトップウォーターの一種である「フロッグ」について選び方やおすすめ製品、タックルセッティングなどを解説してきました。フロッグは、フックがボディに隠れており、根掛かりの心配が少ないためカバーやストラクチャーをタイトに攻められるのがポイントです。
ハイシーズンに発生する浮き草やオーバーハングを攻めたい時には強い味方となってくれるためタックルボックスに1つ忍ばせておくのが良いでしょう!ぜひ今回の記事を読んでアグレッシブなトップの釣りを楽しんで見てください。














